筋肉をつってしまう原因は?

直接の原因としては、急にカラダを動かす、同じ動作を長時間繰り返す、
踏ん張り続ける、慣れない動きを急にたくさんやる、というのが一般的な原因です。
そのほかにも、急激な寒暖差や冷え、熱中症が引き金になったり、就寝中に突然、足がつったりすることもある。
また、妊娠や加齢によっても発生しやすくなるとされている。
一方、間接的な原因として見逃しやすいのが、ビタミンやミネラルなどの栄養不足によるもの。
なかでもマグネシウムは、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温や血圧の調整などに不可欠な栄養素にもかかわらず、
日本人はマグネシウムが大幅な不足傾向にあるので気を付けていきたいですね。
もうひとつ、体内における水分不足は血中のミネラルバランスが崩れる原因になる。
ここに冷えなどの要因が加わると、血液の循環が悪化し、細胞レベルでますますミネラルが不足する悪循環に陥ることに。
そのため汗でミネラルが失われる運動中のこまめな水分補給はもちろん、
普段からマグネシウムが豊富なナッツや海藻、大豆製品、魚介類といった食品を積極的に摂るようにしていきたいですね。