ぽっこりお腹と便秘の関係

ぽっこりお腹の正体は必ずしも脂肪というわけではないというのをご存知でしたか?
運動習慣やお腹まわりの筋肉をあまり動かす機会がない人がお腹に脂肪がつきやすくなるのは事実ですが、
一方でぽっこりお腹の正体は、腸内からの便秘やガスによる張りである可能性も高いのです。
「毎日お通じがあれば大丈夫!」は間違い?
便秘に定義はありませんが、基本的に口から取り込んだ食物は約24時間〜72時間かけて便となるので、
3日間以上お通じがなかった場合は便秘の可能性があります。
ただ、お通じの中で一番大切なのはすっきり感とスムーズ感。
毎日お通じがあったとしても、残便感がある場合は排出すべき必要量がしっかりと排出されていないので、これもまた便秘といえます。
お腹がぽっこりは「ガス」が原因であることも
オナラは腸内が元気な状態でもある程度は出ますが、便秘になるとオナラの元になるガスが腸内に多く発生し溜まりやすくなり、
お腹の張りや不快感を感じることがあります。
よく噛まないで食べたり、早食いなども、腸内にガスを多く発生させる原因になるので気をつけましょう。
便秘解消のポイント
ストレスを溜め込まない
腸内の便やガスを送り出すためのぜん動運動という腸の働きは、自律神経に支配されています。
ストレスを溜め過ぎると自律神経のバランスは乱れ、その結果腸の働きも乱れることに。
腸の動きが鈍くなると便が腸内に留まり、便から水分がどんどん奪われ硬い便になり、スムーズな排出が困難になってきます。
座りっぱなしに注意
1日中座りっぱなしだと、血液の流れやリンパの流れが滞りやすく、手足のむくみだけでなく腸壁もむくんでしまいます。
腸壁のむくみは腸の働きが鈍くなるだけでなくぽっこりお腹にもダイレクトに繋がります。
適度に下半身や体幹を動かすストレッチなどを生活の中に取り入れましょう。
腸内環境を改善してポッコリお腹を改善していきましょうヽ(^。^)ノ